美容と免疫とバイオの話 第1回「夏までに、おなかの脂肪を減らしたい」(後編)
美容と免疫とバイオの話
美容と自然免疫の健康食品ブランド「BE&NI」の開発責任者兼オーナーの中尾です。
ポッドキャストで配信中のエピソードのテキストバージョンです。
第1回のテーマは「夏までに、おなかの脂肪を減らしたい」
「おなかの脂肪みるみる落ちて素敵に筋肉がつく最高のやせ方大全」(文響社)、整形外科医でフィットネストレーナーの吉原潔さんの本と、私の今まで学んできているバイオ、細胞の話と合わせて、この短期間で、どういうことを取り組んでいくのかということをお話ししていきます。
<前編はこちら>
前編では
・脂肪には3種類ある
1つは、皮膚の下につく脂肪
2つ目は内臓の外側につく脂肪
3つ目は、病気の危険度が一気に上がる内臓の内側につく脂肪
・内臓の内側につく脂肪に対してまずはアプローチをすることがダイエットにとって効果的かつ健康にも良い
・内臓脂肪を減らすコツは運動よりも食事(運動2割、食事8割)
ということをお話ししてきました。
後編となる今回は「実際、どのようなことに気をつければ良いのか?」という点についてお話ししていきたいと思います。
不思議ですが、人によって同じものを食べているのに、痩せる方と痩せない方、太らない方と太りやすい方というのがいます。
その違いは主に「基礎代謝」と「腸内の細菌」の違いにあるようです。
この基礎代謝に関しては、これは、まさに細胞の視点からみても、やはりどんどん年齢を重ねるにつれ、やはり若いころと比べれば段々と「皮膚の張りが違うな」とか「潤いが少ないな」などと感じる方は、多いと思います。
やはり、細胞の中も、年齢を重ねることで少しずつ変わっています。
この基礎代謝は、細胞の中の「ミトコンドリア」もかなり関係しています。
なので、基礎代謝を上げることができれば、基本的に同じものを食べても、消費する量が多いので、太りづらくなります。なので、多くのダイエット本で言われていますが、運動などによって、基礎代謝を上げることは、ダイエットにとってやはり効果的です。
もう1つの「腸内細菌」こちらに関しては、これは生まれつきの部分や、個人差があります。
例えばヨーグルトとかを食べて、細菌が強くなる方もいらっしゃれば、あまり変わらない方もいますので、ここはすぐにどうすれば良いとは一概に言うことは難しいです。
では、基礎代謝を上げるために、どうするのかといわれれば、消化をいいものを食べるにはどうしたらいいのか、というのを考えるだけでも、ダイエットには非常に効果的だということを今回ご紹介している本では言っています。
実際にどのようなことをするのが効果的かというと
この本に書かれているのは、「お腹をいっぱいにしない」。腹八分目ぐらいで止める。
外食の時は特に勇気がいることかもしれませんが、「残す」という選択肢も頭に入れながら食べることが重要です。
他にも、これはかなり効果的だ、と言われていますし、私自身も、すごく実感値としてあるものは、「お酒自体を減らす」ということです。
デザートなどでもそうですが、やはり「糖分」ですよね。
お酒も、かなり糖分を含んでるケースがあるのと、お酒の場合は、さらにアルコールが入っています。
アルコールを摂ること、また過剰の糖を摂ることにより、そのアルコールや糖を分解するということを、体の中ではまず頑張らなきゃいけなくなります。
その糖やアルコールを分解した後に、普段の食事など消費すべきものを消費させていく、燃焼させていく、ということになります。
お酒を飲むことで脂肪を減らす動き自体がストップするというわけではありませんが、普段の食事では必要のない分解作業が必要になるため、結果としてスタートラインが遅く、燃やしきれずに、次の朝を迎えているということになります。
夏まであと約1か月です。
ここから、しゃかりきに運動を頑張って、そしてバキバキになるというのはですね、なかなか現実的なラインではない。
もちろん、頑張る方は、是非頑張ってください。
でも、多くの方が、そうではないと思いますので、その方は、今回お伝えした食事のポイント「お腹をいっぱいにしない(腹八分目)」「お酒自体を減らす」を意識していきましょう。
ダイエットは食事8割、運動は、2割でOKです。
週1回、週2回歩くとか、走るとかするだけでも十分です。この程度の運動でも、筋肉量が減らないので、基礎代謝が下がりません。
食事制限だけのダイエットは、筋肉がおちてしまい基礎代謝が下がることで、結果的に痩せづらくなってしまう。これは、多くの本で言われてることだと思います。
なので、運動はある程度は必要です。
その上で、食事を気にかける。
そして、ポイントとなるのが、内臓脂肪を減らすということです。
内臓脂肪を減らすためには、まずは、お腹いっぱいにしない。
または食事のそもそもの調整ですね。油を少し控える、とかもそうです。それぐらいでも全然いいです。そして、お酒を飲まれてる方は、お酒を減らす。
そういうことをするだけでも、内臓脂肪が減っていきます。
内臓脂肪が減るということは、皮下脂肪は減っていないので、お腹を触った感じというのは変わらないかもしれないんですが、内側から減っているので、ウエストが細くなります。
今すぐからでも取り組めることだと思いますので、是非参考になった方は、チャレンジしてみてください。
【今回のポイント】
・ダイエットは食事8割、運動は、2割
・まず内臓脂肪から落とす
・内臓脂肪を落とすために腹八分目を心がける、お酒の量を減らす
<今回紹介した本>
おなかの脂肪みるみる落ちて素敵に筋肉がつく最高のやせ方大全 吉原潔 著
https://www.amazon.co.jp/dp/B095P5RF4F/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_W3HFP9MFN9B3R9XVSNZ3
<ブログ執筆者の中尾が開発責任者 兼 オーナーを務める健康食品ブランドBE&NI(ベニ)>
<今、注目を集める天然アミノ酸5-ALAについても中尾が解説しています>
<今回の記事の音声バージョン>
https://beninakao.seesaa.net/article/482212004.html