globalbeni’s blog

健康的な身体づくりを目指す『美容と免疫とバイオの話』

「消化の早いと遅いを知っていないとヤバい」美容と免疫とバイオの話 第17回

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美容と免疫とバイオの話

美容と自然免疫の健康食品ブランド「BE&NI」の開発責任者兼オーナーの中尾です。

ポッドキャストで配信中のエピソードのテキストバージョンです。

 

本日のテーマは

 

「消化の早いと遅いを知っていないとヤバい」です

 

今回のトークも私が本で得た知識と

もともと持っている知識、経験をもとに書かせていただきます。

 

今回参考にした本は

「腸がすべて」フランク・ラポルトアダムスキーです。

 

 

以前の記事で

消化のトラブルについてお話をさせていただきました。

 

globalbeni.hatenablog.com

 

その中で電車の事例について

お話をさせていただきましたが、

少し分かりづらかった方も

いらっしゃるかもしれません。

 

要は速度が違う電車が走ったときに

当然速い電車の方が先に目的地に着くはずだけれども

同じ線路の上を走っているなら、

 

先に遅い電車がスタートしてしまうと

速い電車の意味がなくなる。

 

そういった内容でした。

 

消化も同じです。

 

消化が早いものと遅いものが組み合わさると

大変なことが起きるということが、わかっています。

 

通常の何倍にも消化に時間がかかり、

 

結果的に消化ができずに腐り

万病の元につながっていきます。

 

この本の中では消化の早いものはファスト

遅い物はスローと定義しているようですので

 

今回のトークもその例に沿ってお話をしていきます。

 

この著者が調べたところでは、

ファストと属される食べ物はなんと、

30分で駆け抜けると言われています。

 

食べ物を入れてから出るまでが30分ということですね。

 

すごく早いイメージありませんか?

 

私が昔、本で見た説明は、

食べ物はものすごく長い時間をかけて消化されていくと

学んだ記憶があります、小学校の頃でしょうか

 

ただ実は食べ物の種類によっては、

30分で駆け抜けるものがあると。

 

それをファストと定義しています。

 

 

そしてスロー

これに関してはなんと口から胃まで

到達するのに4〜5時間かかる。

 

もっと早いイメージありますよね?

食べたらすぐ胃までどんと行ってしまいそうな

気がしますけれども、

実は4時間から5時間かけて胃を通り過ぎていくと。

 

さらに小腸を通り抜けるまで、

プラス7時間から9時間かかるということです。

 

 

スローは全然違いますね。

 

 

またこのファストでもないスローでもない

ニュートラルな食材というものも存在するようです。

 

これらはどちらかと一緒に

例えば、「ファストとニュートラル」とか

「スローとニュートラル」を組み合わせることによって

消化速度を上げてくれるという作用があるようです。

 

 

この時点でそこまで消化のスピードが違うものが混ざると

確かに体には良くなさそうだなというイメージはできます。

 

 

その分類の例をお伝えしますね。

 

ファスト。ものすごくシンプルです。

果物のほぼすべてがファストと言われています。

 

そしてこの果物には生だけではなくて

加熱されたものも、もちろん含まれていますし

例えばドライフルーツやアルコール漬けにされた果物、

ジャムなどもファストの部類に入ると言われています。

 

 

そしてこれは果物ではないのですが、

トマト、カボチャ、パプリカ、唐がらし

この辺りもファストの部類に入るということです。

 

では、スローはどうだと思いますか?

どんな食材があるのか。

 

 

 

実はそれ以外がスローという

定義になっているようです。

 

野菜も実はスローに含まれるということです。

 

もちろんトマトやカボチャ、パプリカは

ファストなんですけれどもそれ以外の野菜に関しては

ほとんどがスローだと書かれています。

 

もうひとつの分類ニュートラルについても説明させていただきます。

ここにも少し野菜が入っています。

 

例えば、

ナス、ニンニク、タマネギ、エシャロット、ハーブ

このあたりもニュートラルということで

 

逆に言えばそれ以外の野菜や

穀物、肉類すべてスローです

 

これちょっと想像するのも怖いですよね。

 

日ごろ私たちが食べているものはおそらく

ほとんどこのファストとスローが重なり合ったもの

そんな気がしませんか?

 

そしてそのたびに、

腸の中でトラブルが起きているというこの現実は

なかなか受け入れがたいですよね。

 

私もこれを見ながら

確かに胃がずっともたれ続けるときというのは

このファストとスローの組み合わせが

とことん悪いとき。

とことんスローばかりとか、

スローを食べた後にファストを食べているとか。

 

今はその機会が激減しましたが、

コロナの前には友人や職場

もしくは取引先の方々とお食事をして

 

その後、ちょっと落ち着いてお酒を飲みに行き、

少しドライフルーツとか食べてみたり。

 

若い時は、ここから最後ラーメンで〆たり。

もうメチャクチャですよね。。。

 

しかもアルコールも入っているという事で、

もう消化のトラブルを起きまくりで

それはそんなもう次の日、胃は張っていますよね。

 

胃や腸が膨張するメカニズム等が

科学的に解明されていてちょっとある種

ほっとしているところではありますが、

 

消化の速いものと遅いものをちゃんと見極めながら

ご飯をしているというのは、

なかなかないことだったので

 

私自身も非常に勉強になったかなと思っております。

 

次の記事では

どういったメニューが腸への負荷が高いのか

お伝えしたいと思います。

 

今回の記事も出版されている本で得た知識と

私が細胞に働きかける健康食品ブランドを作る過程で

得た知識や経験に基づきお話をさせていただいております。

 

実際のエビデンスに基づいてお話をしておりますが

 

データの捉え方、活用方法は

人それぞれでございますので

 

ご自身の中で参考にしたい点だけを

切り取っていただければ幸いでございます。

 

<今回紹介した本>

腸がすべて: 世界中で話題!アダムスキー式「最高の腸活」メソッド

フランク・ラポルト=アダムスキー

https://www.amazon.co.jp/dp/4492046348/ref=cm_sw_r_tw_dp_BYSDE3346FRQV0YB60QQ

 

<ブログ執筆者の中尾が開発責任者 兼 オーナーを務める健康食品ブランドBE&NI(ベニ)>

be-ni.jp

 

<今、注目を集める天然アミノ酸5-ALAについての記事も書いております>

5ala-life.studio.site

 

<今回の記事の音声バージョン>

美容と免疫とバイオの話 第17回 「消化の早いと遅いを知っていないとヤバい!」: 美容と免疫とバイオの話