美容と免疫とバイオの話 第2回「基礎代謝を上げて、痩せやすい体づくりを、朝活から」(後編)
美容と自然免疫の健康食品ブランド「BE&NI」の開発責任者兼オーナーの中尾です。
ポッドキャストで配信中のエピソードのテキストバージョンです。
第2回のテーマは「基礎代謝を上げて、痩せやすい体づくりを、朝活から」
前回に引き続いて「おなかの脂肪みるみる落ちて素敵に筋肉がつく最高のやせ方大全」(文響社)、整形外科医でフィットネストレーナーの吉原潔さんの本と、私の今まで学んできているバイオ、細胞の話と合わせて、どういうことを取り組んでいくのかということをお話ししていきます。
前編の記事はこちら
<前回のおさらい>
基礎代謝は大きく3つ
・体を動かしてする代謝
・食べたときに発生する代謝
・内臓を動かす代謝
があります。
そして、運動をすることでその運動に必要な細胞が増え
基礎代謝は上がっていきます。
しかし、運動をすれば代謝はあがり痩せていくのは
誰でもわかっていること、しかし続けることが難しい。
今回は継続的に運動をすることが難しい人がどうすれば基礎代謝を増やしていくことができるのか、その点をお話ししていきたいと思います。
今回ご紹介している本には、「基礎代謝は、朝の工夫で、大きく改善される」と言っています。
朝に基礎代謝を意識する。
運動以外に、どのようなことがあるのか?
基礎代謝というのは、朝一番の動きは少し悪いようです。
あなたの周りの人などを想像してもイメージできるかと思いますが、起きてすぐに元気ハツラツな方は、少ないとは思います。
起きてから、ちゃんと基礎代謝の動きが良くなるまでの時間がかかる。
この時間を早める。つまり朝起きてから基礎代謝の動きがよくなるまでの時間を短くすることで1日の中で基礎代謝の動きがいい時間が増えます。その結果一日トータルの基礎代謝量が増えるということになります。
例えば、朝に「肩甲骨のストレッチをする」「水を一杯飲む」
そういったことでも体は起きるといいます。
例えば細胞の中には、「ミトコンドリア」という小さな微生物が住んでいます。
人の体重の約10%は、この微生物の重さだと言われています。
微生物は、実は動きによって起きるということがわかっています。
寝ている間は、一緒に微生物、細胞も寝ています。
起きたときに、しっかりと細胞を動かすことによって、寝ていた微生物を起こすことができます。
細胞がまだ目覚めきっておらず、基礎代謝が悪い時に食べる朝ごはん、基礎代謝が通常の時に食べる朝ごはんと、代謝量が全く違うということです。
ということは、朝起きて一番に、動きとしてはゆっくりでもいいので、肩甲骨を動かしてみるとか、水を一杯飲むとかいうだけで、細胞が活性化されて、よりその活動が早くなります。
体重は気になるけれど、朝食をどうしても食べたいという方も多いと思います。
そういった方は、是非、今まで通り食べるのではなく、朝起きてから朝食までの間にひとつ小さな運動をはさむことによって、同じものを食べても、より代謝量が増え、太りづらくなります。
是非、工夫してみてください。
また、食べ終わった後も工夫ができます。
食べ終わった後というのは、基本的に「食事の後は、糖がより多く発生する」と言われてます。
食後30分ぐらいしてから、5分でも10分でもいいので、少し速足で歩くとか、歩くことが無理ならテレビを見ながら、もも上げをするなど軽い運動をしてください。すると、この運動で糖が消費されます。
この糖を消費しないとどうなるか。
通常の代謝で消費されなかった糖は、脂肪として蓄積されてしまいます。
ですので、そうなる前に消化してしまいたい。
消費といった方が正しいかもしれません。
ということで、ご飯を食べた後、軽く体を動かすことによって、糖を消費する、これによって、太りづらい体づくりが実現します。
【本日のまとめ】
・朝起きた後、コップいっぱいの水を飲んだり、軽くストレッチしたりすることで、何もしない時より早く細胞が目覚め一日トータルの基礎代謝量が上がります。
・食後30分くらい胃を休めた後、ウォーキングや、もも上げなど軽く運動することによって、余計な糖を残らないようにします。これによって、さらに安定した基礎代謝が続くようになります。
この2つを実践するだけでも太りづらい体づくりに効果があります。
小さな「朝活」のスタートから始めることができますので、是非参考になった方は、試してみてください。
<今回紹介した本>
おなかの脂肪みるみる落ちて素敵に筋肉がつく最高のやせ方大全 吉原潔 著
https://www.amazon.co.jp/dp/B095P5RF4F/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_W3HFP9MFN9B3R9XVSNZ3
<ブログ執筆者の中尾が開発責任者 兼 オーナーを務める健康食品ブランドBE&NI(ベニ)>
<今、注目を集める天然アミノ酸5-ALAについても中尾が解説しています>
<今回の記事の音声バージョン>